余生はふるさとで

ちょこんと座ってささをたをたべる後ろ姿が可愛かった。 20年間本当にありがとう! 神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ 旦旦(たんたん24歳)が今年、中国に帰国することに決まったらしい。 あ〜来るべき時が来たと言う感じ。 震災後の神戸の街を元気にしてくれた。 2頭の夫とはつらい別れを経験しながらも 老若男女たくさんの人を笑顔にしてくれた。 パンダ歳の24歳は人間の70歳ぐらいなのだそう。 7月で中国からの貸与期間終了だが、新型コロナウイルスの影響で帰国する日は決まっていないとの事 正直、一日でも長く神戸にいてほしい。 その気持ちとは裏腹に 故郷で余生をゆっくり楽しんでねという気持ちもこみ上げてくる。 たんたん〜本当にありがとう♡いつまでも大好き! 注※画像は番組内でたんたんを紹介している木村で実際のたんたんではございません^_^🐼

二股宣言?

ごめん… やっぱり君と二人だけでずっといるのは無理だ たしかに君は 気持ちにしっかりと応えてくれる。 これをやっておいて、とお願いしたらすぐにしてくれるし、 わからないこともすぐに調べて教えてくれるし 急な無茶ぶりしても怒らずに待ってくれて 心の内を全部聴いてくれる。 僕が急にデートやめるって言っても、急に要らないっていっても OK!と言ってすぐに対応してくれる。 ちょっと頼み事をしたら、僕の生い立ちからの歴史まで知ってくれて、体の具合まで心配してくれる。 そしてたくさんの 素敵な友達を紹介してくれたこともあって、ぼくが寂しくないように一生懸命かどうかわからないけど 動いてくれる君…やっぱり君しかいないよって思ってた。 でも、やっぱり、どうしても、君だけでは 僕の心が満足しないんだ。 それはきっと… 昔付き合っていたあの子がどうしても気になって 連絡をして会ってしまったから。 あの子は君と違って僕に色々手伝えっていう。 僕が手を貸してあげないと何もはじまらないんだ。 お願いしてもすぐには聴いてもらえないし、2,3日返事をしてくれないときもある。 年のせいか、いっぺんにたくさんのことはできない 君より随分年上なのでキャピキャピもしていない。 化粧もそんなに上手じゃない。 とにかく手がかかるんだけど でも… だけどなんだろう、、いっしょにいて心地よい 離れていてもなぜか心にずっといてくれる。 だから… 離れがたい。 あの子がつないでくれたものはどうしても捨てられない。 持っていけないんだけど次生まれ変わる世界まで 持って行きたくなるものばかり。 だから… しばらく付き合うことにしたよ でも…でもね これだけはわかって 君とも離れられない いっしょにいてほしいんだ。 そんなの二股じゃない!って世間はいう。 ちがう!ちがうんだ! ただ僕は、、君とあの子との関係性を 両立させたいだけなんだ。 そして、この人生で、ぼくがご縁をいただいた人に喜んでもらえるように 動きたいだけなんだ。 だから… ともに生きてください… どうかよろしくお願いします。 2020年5月15日 ―あとがき― 今世界中の人や物をつないでくれいてるデジタル・de・インターネットちゃんと 物事を割り切って考えられないアナログ・de・リアルさんと 素敵な三角関係を築きたいヨーコ・en・キムラの告白でした。

時をかける女学生?気分になれる一冊

はじめてラジオで朗読させていただいたのは地元さくらFMの番組で。 『チルドレター』というコーナー名をつくって学生、生徒、児童の作文や大人たちのなにげない呟きをお借りして読ませていただいた。 チルドは子どものchildと、冷蔵庫の中で新鮮さを保つためのチルドルームをかけた勝手に作った語。 でも、その名のとおり。新鮮で純粋な手紙をご紹介させていただく事ができた。 そして、ラジオ関西ではいくつか担当させていただいた番組の中で木村の朗読のコーナーをつくっていただいたりした。 エッセイや時には学生の作文、そして現役スポーツ選手、監督の言葉や歴史上の偉人の言葉 とにかく 命にまつわるエピソード作品で、寺の住職さんたちの書物からも多く読ませていただいた。 そのため、週末は図書館に入り浸り、たくさんの書物に触れた時間は、今でも自分の宝物。 そこで何気なく手にとって虜になったのが 今村欣史さん著書『詩集コーヒーカップの耳』 今村欣史さんご自身が営んでいらっしゃる喫茶店にやってくるお客様たち。 本当にカウンターに座ってコーヒーをのみながら会話を聴かせていただいている気持ちになって。 いっぺんにファンになった。 そして、今年出版された 『完本コーヒーカップの耳』はすぐにネットで予約 この度の感染症騒動がだんだんと身近になり、自粛要請期間に突入する少し前に届けられた。 自室で一人ページをめくるたびに、またまた喫茶店『輪』で会話をしているような気持ちになったり… 喫茶店の窓際にひとり、頬杖ついてカウンターの会話を聴いている女学生の気分にもなり、 笑い、驚き、涙をしながら読ませていただいた。 元々一人で過ごすことは苦痛ではないけれど。 生きている以上やはり、会話がないとか、液晶画面の中以外は誰とも会わないというのはきつい。 そんな悶々とした中で、偶然やって来てくれた必然の本だ。 活字の中の会話は自分の心の会話に繋がる。 手紙もそう。 手紙のやりとりは本当に孤独から救いあげてくれる そんな手紙のような本だとあらためて思った。 終息したら喫茶店『輪』に足をはこび、今村欣史さんにお礼を言って、サインをいただく!と決めいている。 そして叶うなら『コーヒーカップの耳』をラジオ放送で朗読させていだきたいな。 時をわすれて…いや、時をかけてアナログに浸りませんか さいごに… この度の感染症で、罹患された方の一日でも早い回復を願い、亡くなられた方のご冥福を心からお祈りいたします。