ショウライノユメハ❓タダイマカンガエチュウ

-平成30年1月8日成人の日-

新成人おめでとうございます!

各地でくりひろげられる成人式を見ながら

成人式とは、など考えてみたりします。

今は昔ですが私の場合

成人式は親が忙しくて不在。

着物など一切用意もありませんでした。

当時は『なんで?冷たい親やなっ』

て思ったけど、、、

思えばこれから自分のやりたいように

やっていけるということを

教えてもらったような気がして

今では感謝の気持ちがわくのです。

-当時-

12月に母から

『そういえば、来年成人式やね。何にも用意してないし、その日は私もいないから』

ぽそっと言われました

『は❓まじ❓』

と心の中で思いましたが

たいへんなのはわかっていたし

成人式に参列しなくても

バイトしてるほうがいいかな

と考えていました。

が!友達と話をしていくうちに、

何色の振り袖着ていく❓になり……

そこからハートに火がつきました。

成人式の着物!着たい!着たい!着たいー!

ずーっと思うようになりました。

どうしたら着物きられるやろう!

毎日歩きながら考えていました。

そのとき……

たまたま結婚式場の

『パート事務員募集』のチラシが

あっ!

その結婚式場にそのまま飛び込み

私がむかった先は衣装室

『成人式の着物を借りたいです!どれぐらいで借りれますか❓』

『最低3万円からですが❓』

『すみません、そんなお金がありません。ここで働かせてもらってそのお金でお貸りできませんか』

スタッフのおばさまたちは目をまるくして

私を上から下までなめるように見ていました。

『ちょうどあなたにぴったりの仕事があるわ!お正月あけてすぐに来れますか❓』

とチーフみたいな女性が一言。

『はい、来ます!仕事内容はなんですか?』

『ブライダルフェアーで和装のモデルをやってもらいます。着物をかりてもらうほどお金はだせないけど、そのかわり従業員あつかいにして、半額で貸すことはできるし、着付けも髪のセットもぜんぶ込みで💴10000でどう❓それなら大丈夫❓』

ラッキーでした!もちろん!

ふたつ返事で決めました。

なんてすばらしいバイトなんだ!感謝(*≧∀≦*)

そしてバイト当日

いきなり知らない男性と夫婦を装い

お色直しまで経験(笑)

これが当時のバイトの写真↓↓↓初公開です。

おかげ様でこのあとは

好きな着物を着せてもらい

プロの着付けで

成人式に参列しました。

成人式のあとは

祖父母や親戚の家に振り袖姿を見せに行き

お祝いをしっかりいただきましたよ(笑)

-未来の新成人へ-

奨学金問題、高齢者問題、日々暗いNEWSを見て

今の若い人たちは将来のユメを描けないとか。

でも、どんなふうに時代が転ぶかわかりません。

バブルがくることも、崩壊したことも

みんな偉い大人はわからなかった。

でもね。

すべて予想通りに事が運ぶなんて

そんなおもしろくない世の中こそ

夢がもてません。

大どんでん返しがあるから

みんながんばれるのでは❓

何十年後のことを考えて

万全な準備に必死になるより

ついそこにある現実の楽しみを

自分の手でつかみ味わうことが

夢をきりひらく

はじめの第1歩ではないのかな

-二十歳-

これから自分でなんでもできる!

だから

今まで見守り育ててくれた

周りの人に最高の晴れ着でお礼を述べる日

それが私の想う成人の日……

おしまい

ショウライノユメハ?

タダイマカンガエチュウ byコドモタチ

平成7年の玉手箱

好きではない

1月…

いや

どちらかというと

きらいかも……

大切な人を連れ去った

そして地震

だから…

きらい

あの日から3年後

1月

体のなかで大きな変化

吐き気とめまい

またか!

こんどは私が

連れ去られるの?

でもそれは…

新しい生命誕生の証

そして9カ月後

母になった

大きらいな1月は

命を語らう1月に

命を伝える1月に

 

あの日から23年

震源地付近を照らす光は

とてもあかるい