これを着ていた頃をいつまでも…

帰省が終わり大学の寮に帰っていった息子の置土産は

箱根駅伝補助員用ジャンパー。補助員とは

箱根駅伝で沿道とコースの間に数メートル毎に立っている人たち。

箱根駅伝に関わる陸上競技部の学生たちが補助員として立つと聴いた。

今年は黄色いジャンパーだったからか、補助員の人たちはよく目立つた。

あざやかな黄色に身を包んだその下で、炎のように燃え盛る

『来年こそは!』という想い。映像からも見てとれる。

息子もその中のひとり。

1月2日往路1区15キロ地点、復路10区の蒲田で担当したらしい。

1月3日復路終了後兵庫県西宮市自宅にもどってきて

1月5日にまた大学の寮にもどった息子。

補助員ジャンパーをカバンから取り出し

『これ、いらない』

『記念にもっていたら?』

『いや!来年は本線出場するからいらない!』って、、

わかるよ、、よーくわかります。しかし、、

誰が着る?あたし?いやムリ

高校生の弟?軟式野球部ですけど。

と言う間もなく帰っていった。

後でそっと着てみたらとても軽くて温かい(笑)着るんかい

来年走れても走れなくても

これから長距離をつづけられても

つづけられなくても…

補助員をしていた時の気持ちを忘れずに…

ということで母のあたしが記念にもっておこう(^^)