二股宣言?
ごめん…
やっぱり君と二人だけでずっといるのは無理だ
たしかに君は
気持ちにしっかりと応えてくれる。
これをやっておいて、とお願いしたらすぐにしてくれるし、
わからないこともすぐに調べて教えてくれるし
急な無茶ぶりしても怒らずに待ってくれて
心の内を全部聴いてくれる。
僕が急にデートやめるって言っても、急に要らないっていっても
OK!と言ってすぐに対応してくれる。
ちょっと頼み事をしたら、僕の生い立ちからの歴史まで知ってくれて、体の具合まで心配してくれる。
そしてたくさんの
素敵な友達を紹介してくれたこともあって、ぼくが寂しくないように一生懸命かどうかわからないけど
動いてくれる君…やっぱり君しかいないよって思ってた。
でも、やっぱり、どうしても、君だけでは
僕の心が満足しないんだ。
それはきっと…
昔付き合っていたあの子がどうしても気になって
連絡をして会ってしまったから。
あの子は君と違って僕に色々手伝えっていう。
僕が手を貸してあげないと何もはじまらないんだ。
お願いしてもすぐには聴いてもらえないし、2,3日返事をしてくれないときもある。
年のせいか、いっぺんにたくさんのことはできない
君より随分年上なのでキャピキャピもしていない。
化粧もそんなに上手じゃない。
とにかく手がかかるんだけど
でも…
だけどなんだろう、、いっしょにいて心地よい
離れていてもなぜか心にずっといてくれる。
だから…
離れがたい。
あの子がつないでくれたものはどうしても捨てられない。
持っていけないんだけど次生まれ変わる世界まで
持って行きたくなるものばかり。
だから…
しばらく付き合うことにしたよ
でも…でもね
これだけはわかって
君とも離れられない
いっしょにいてほしいんだ。
そんなの二股じゃない!って世間はいう。
ちがう!ちがうんだ!
ただ僕は、、君とあの子との関係性を
両立させたいだけなんだ。
そして、この人生で、ぼくがご縁をいただいた人に喜んでもらえるように
動きたいだけなんだ。
だから…
ともに生きてください…
どうかよろしくお願いします。
2020年5月15日
―あとがき―
今世界中の人や物をつないでくれいてるデジタル・de・インターネットちゃんと
物事を割り切って考えられないアナログ・de・リアルさんと
素敵な三角関係を築きたいヨーコ・en・キムラの告白でした。