宝さがし-阪急電車の通り道-

プレゼントで、いただいて嬉しいものは何ですか?

私は、『自分が持っていないもの』というより『わざわざ自分で、自分のためには買わないもの』なのかなって思うことがあります。

自分ひとりでは行かない場所。でもメンバーとなら行ける。そしていろいろな街中の発見ができる。これも同じ事かもしれないと思いました。

西宮まちなみ発見クラブ

6月からメンバーにいれていただき、西宮の街の中の《宝物》を見つけに、街あるきをしています。

初回は福知山線の廃線跡。そして私にとって2回目のコースは、西宮の産業に潤いを与えた用水路。

用水路の立役者ともいえる百間樋川⬅なんて読むでしょう(笑)

百間樋川とはむかし仁川の川底を人の力で約百間(180メートル)を堀り抜いて武庫川の水を現在の阪急電車、甲東園駅、門戸厄神駅、西宮北口駅付近まで流したもの。

用水路として西宮の農作物、植物、産業を支えてきたもので、今では水道用に利用もされている。

街の中の用水路、歴史の足跡もところどころに漂う

百間樋の水路、西宮市立甲武中学校の敷地内を通っているのにもびっくり。↓↓↓

この水路の頭上は中学校の渡り廊下

甲武中学から国道171号線を北側にわたる地下道。その地下道には百間樋の由来が絵画とともに紹介されています。

そして、今でもずっと街の水を配分している用水路。

雨上がりで少しにごっていましたが、水ををしっかりと配分!水門もしっかりとはたらいてくれています。

ここから

ここから分流されている↓↓↓

西宮北口駅の自転車置き場下付近の用水路までも続きます

西宮北口駅から北へのびる阪急今津線

22年前の阪神淡路大震災、西宮の街は火災がおこったものの、広がらず焼失しなかったのは、この用水路たちの存在が大きい

と、メンバーの方々から聴きました。

街の宝物ですね。今でも…

やはりひとりでは見つけられない

宝物は…

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