11月16日OA・ラジオ関西さんちかときめきタイム
この日はゲストをお迎えしました。
神戸相楽園会館館長 神戸トルコ友好協会会長 加藤利明さん
今回は11月18日㈮神戸市立相楽園会館大ホールで行われた熊本地震支援チャリティー公演
「メヴラーナ旋回舞踊神戸初公演2016」をご案内していただきました。
まず、神戸市立相楽園、相楽園会館をご紹介します。
相楽園は、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したものです。昭和16年以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになりました。なお、平成18年1月26日に相楽園が国の登録記念物(名勝地)に登録されました。
春夏秋冬それぞれの顔をたのしませてくれる庭園。今は菊花展開催中です。
そして、相楽園北西に位置する相楽園会館
ここで、今回の公演が行われました。
さて、本題のメヴラーナ旋回舞踊とは?初めて聞く名前!トルコのこともほとんど知らない私にとって、なになになにー?!の世界です。
フライヤーを見るとなにやら不思議な動きをしている。これは舞踊?でも神秘的!観てみたい!
13世紀の神学者メヴラーナジェラーレッディンの教えに由来する神秘的な踊りで
トルコ伝統音楽の調べにのせて、踊り手は無我の境地の中コマのようにくるくると回転していく幻想的な舞台芸術
ラジオで加藤さんが『滅多にない公演、おそらく、私が生きている間にはもう観ることはできないのではないか』とお話されていたのでなかなかないチャンスと思い、私も11月18(金)足を運ばせていただきました。
舞踊が始まる前に、神戸・トルコ友好協会が企画、神戸芸術工科大学の学生さんが作成した紙芝居『神戸とトルコの物語』が紹介上演されました。私はこの紙芝居でトルコと日本の友情の歴史はお互いの国でおこった災害や戦災とともに育まれてきたものだと知りました。
こうして、トルコと日本の友好関係を学び、いよいよ!開演
加藤さんのお計らいで特等席で拝見できました。
とにかく儀式ですので写真や録音はもちろんNG
しっかりと心のシャッターで記憶に納めました。
日本の神事と同じだと思いました。
舞踊の時に演奏される楽器も打楽器や笛で、神社で奉納される舞楽・雅楽と同じように思います。
厳かで、力強い生命の息吹きを感じ、目に見えない大きなものに抱かれている心地よさを感じながらすごしたひととき。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
先達が繋げてこられたトルコと神戸・トルコと日本の深い友好関係が
これからの世界平和につながりますように。