2018.4月1日13年ぶりに
また父の学舎に足を運びました
-旧海軍兵学校-
73年前の今日、17歳の父は
ここに入校した。
。
戦艦大和に乗るんだという
想いを抱きながら。
しかし
父が入校したわずか5日後
戦艦大和は東シナ海で撃沈
その4か月後、終戦を迎えた
海軍兵学校77期生
海軍兵学校最後の生徒
でも、卒業証書はない
それは
在学中に終戦を迎えたから
その後
この桟橋からそれぞれの旅立ち
終戦を境に今まで正しい事とされてきたことが
急に間違ったことになってしまうのだから
なんて理不尽
でも
みんなそれを受け入れた。
そして、戦後の日本を
ささえてきた。
-教育参考館の見学-
ここには東郷平八郎元帥のご遺髪が
納められた部屋がある
でも一般には公開されていない
第二次世界大戦で失った駆逐艦
戦艦の数なども表示
半端ない数に驚いた。
戦艦というと大和や武蔵
三笠ぐらいしか知らなかった私
松島・霧島・橋立などの三景艦や
タンクかと思うぐらいの
巨大な戦艦陸奥
あまりにもでかくて撮り忘れ
ただ、桟橋から
このボートの少し手前に
海の方を向いて佇んでいる
岩国まで24キロ……砲弾が届くとか
教育参考館一階の右
全卒業生の卒業写真などが見られる。
父の学年は卒業していないからか
終戦間際の、どたばただったからか
ちょっとわかりにくい。
13年前は探せたのに
私も老眼がすすんでか❓
薄暗い館内で全く名前が読めず
さがせなかったため
私が父の同期の方からいただいた
写真を掲載
こうやって全員の写真が残されている
-同期の桜-
♪貴様と俺とは 同期の桜同じ兵学校の 庭に咲く♪
という有名な軍歌に歌われた「同期の桜」
樹齢100年以上のソメイヨシノ
13年前は観ることができませんでした。
なかなか普段はいれない、公開されていない
中庭に植えられていまして今回は!
なんとーー!愛でることができたのです↓↓感激
根っこに近づけないように何気に煉瓦でガード
根っこ部分に近づいて撮影↓↓↓
同期の桜はここにしかない
とにかくゆっくりとした時間がながれました
今日はたしかに父といっしょにいたし
エネルギー・底力をいただいた
-海軍カレ-
最後に
今日現地で迎え入れてくださり
案内をしてくださった
海自オタクのKさんに感謝しています
Kさんにはビールでナビのお礼(安っ!)
お昼は学校内の食堂でKさんと
海軍カレー600円をたべました
おかわりしたかったけど(笑)
さぁ!今年度も
自分に甘くも辛くも
ぴりっとスパイスきかして
行ってみようーー!
(あ・食べ過ぎは注意ですね)