ーカセットテープー
平成30年6月2日 現在
まだラジカセも使っています
ダブルラジカセ
カセットテープに先輩の放送や
自分の収録番組の放送を録音しています
私が2歳の頃
家族の声をテープレコーダーに録音して
当時結婚してニューヨークで暮らす
父の妹(私の叔母)に送りました
それが生まれてはじめての
カセットテープとの出会い
阪神淡路大震災でそのテープはなくなってしまったけど。
➖ラジオのためのラジカセ➖
父はもうずいぶん前に他界しました
小学校3年生から別々に暮らしていて
父のこと何も知らない
でも
いつも私のことは母に尋ねていて
お手紙もたくさんくれました
私の記憶では
父はステレオでレコードを聴いていた
ラジカセでラジオを聴いていた姿は
みたことない
ラジオすきだったのかな
私がラジオでしゃべるなんて
おもいもしなかっただろうね
だからなのか母をはじめ私の家族は
私の放送をほとんど聴いたことないって(笑)
ーラジオの時代ー
息子さん談
小さい頃お世話になったご近所のおばさまは
両目の視力がないため、ラジオが情報源
「毎週水曜のお昼楽しみや」と
喜んで聴いてくれているらしいです。
日本海の温泉街に住んでいる
母方の叔父が寝たきりになりながらも
枕元のラジオで周波数をあわせて
聴いてくれているそうです
娘さん(私の従姉)が
「おとうさんほらほら陽子ちゃんの放送よ」って
周波数を合わせてくれているらしい
すると満面の笑みで頷いてくれるとか
ー父の日やラジカセの声枕元ー陽子
テレビやラジオの時代はおわった
今はインターネットの動画の時代
なんてことをよく聴くが
そうかな
そりゃ大ブレイクの時代ではない
ただ、時代がラジオに雨を降らせているだけ
いつかまた陽の光がめぐってくるのだと思う
激動の昭和を生き抜いた人たちが
いてくれているかぎり
ラジオの時代は終わらない
と思いたい。