壱月七日 七草・・新らしい年になって早くも壱週間!
びっくり仰天です。
そうそう、七草粥で疲れたお腹の調子を休ませましたよ~。
今年になってすぐにすきやき・しゃぶしゃぶ・焼肉とお肉三昧!お正月らしからぬ食生活でした。
こんなふうに西洋化してしまった木村家の食卓を見直す時に、
バイブルとして登場するのが『茂山千五郎家のおまわり』
茂山千五郎家といえばご存じのとおり400年以上も続く狂言の名家
この本、実は非売品なんですが少しご紹介いたしますね。
狂言師御一門の方々や、ご夫人、お子さん、お孫さん、お弟子さん、皆さんでにぎやかに楽しく食卓を囲みおまわり《おばんざい》を食される、日々の暮らしの中から日本の食文化を伝えられています。(表紙は食材をパーツにかわいらしいにっこり笑顔)
後ろはこんな感じで根菜をアレンジして可愛い表情。くまさんみたい
壱年を通して旬のおまわりを狂言の独特の言い回しを交えながら、写真とともに まるで家族に話しかけるような文面で表現されています。
久しぶりに本を開き、七草粥の頁へ
とんとんたたいて七草粥
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。
茂さんがまな板の上の七草をトントンと、おまじないのようにたたいたのを、
真っ白のお粥に放ち入れ、熱々をいただきます。無病息災のいわれがあります。
茂さんとは茂山茂さん。千五郎さんの次男さん。
このように茂山ファミリーが個人名で登場するのも、この本のおもしろさでもあります。
出遅れましたが、私も七草粥をつくってみました。ちょっとさくらの塩漬けをそえて…おそまつさまでした(笑)
さて、そんなこんなで迎えた平成29年1月7日
兵庫県川西市のみつなかホールで『大蔵流茂山狂言新春川西公演』笑う門には、福来る。新年の門出を祝う初和らい!の演者、演目紹介のお仕事をさせていただきました。
そでで茂山一門の皆さまの舞台も楽しく拝見。
茂山逸平さんの新春トークで会場は和み、舞台そででのハプニングまでも瞬時に笑いにかえてくれる絶妙トークでした。
新年初仕事はラジオの生放送でしたが、新年弐つ目のお仕事としても最高でした。
今年は 笑い・和来・多き壱年になることを確信いたしました。
ありがとうございます♪