手を合わす
6年の歳月は街の様子と
人の心をかえた。
でも心の奥底にある魂の叫びは
あの日からぴたりととまったまま
変わっていくもの
変わらないもの
変わらなければいけないこと
変わってはいけないこと
後世に伝えないと
しっかり生きて伝えないと
東日本大震災後4年8ヵ月たって
はじめて足をはこび
何か目に見えない大きな力に
ひきよせられた
ここに来たとき、ついさっきまで存在した
93名の方々の命の残り香を感じた
『これからたくさん逢いに来ますね』
かたく約束を交わす
今日は縁をつないでくださった
三陸新報社記者の玉谷さんから
ここに眠る93名の方たちへ
想いを伝えていただいた。
白は新たなはじまりの色だから…
2017年3月11日
祈りをこめて…