ラジオの仕事
日本と世界のおもちゃ旅 〈日本玩具博物館へ〉
ここではあなたとごいっしょにブログ旅 姫路駅から北へ走るJR播但線に乗り5駅、香呂駅下車 玩具は語る… 2号館は明治〜昭和初期 取材はお盆に行かせていただき、有り難い事に館長さんから直接ご案内をいただくことができた。 戦争中の玩具は… 3号館はちりめん細工のコーナー 4号館は1階が日本の郷土玩具〈こけし・だるま〉と2階は海外の玩具〈木のおもちゃ他〉 最後の展示棟6号館へ ここは10月25日まで開催されている夏の特別展《日本の祭礼玩具と節句かざり》の会場。 日本では豊作、豊漁を祈り、海上の安全を願い、疫病や悪霊をを退散させることなど、生きる上での願いや祈りをこめて、祭礼が行われてきた。 祭礼に使われる、被り物や、装束、独特の音楽など日本人が育んできた信仰心や美意識が表現されている民族資料の展示。 井上館長さんは、今のこのコロナ禍だからこそここを見てほしいとおっしゃった。 この特別展を見て私も今、この時代を、この日本で、生かされていることの意味を考えさせてくれた展示室だと強く感じた。
エピローグ コロナ禍において、仕事以外では家で過ごす時間のほうが多くなり生きていく上でいろいろな整理をする時間ができた。 そんな時、古いアルバムをめくり自分の歴史をたどった方もいらっしゃったと想います。もちろん私も… 今回は私自身番組取材という形で訪問させていただき、少し違う視点ではあったものの 個人的に、玩具博物館は古いアルバムをめくる…それと同じ感覚で楽しんでいただけるのではないかと想います。 木村推しの…です♡ぜひ♡→→日本玩具博物館公式ホームページ
新幹線を……〇〇〇しました
はじめての新幹線は山陽新幹線の岡山-新神戸間
岡山に住んでいた幼稚園の夏休み、父と神戸に住む祖父母宅へ新幹線に乗って会いに行った。
それから毎年のように夏休みになると、父に新幹線に乗せてもらった。
父との思い出がつまった新幹線。
そんな新幹線にまつわる公園が今私が暮らしている街にある。
兵庫県西宮市上甲東園4丁目
【山陽新幹線記念公園】
存在を知ったのは2年ほど前。
興味は湧いていたものの
皮肉にも新幹線を利用する時間が多かったため、なかなか行く時間が作れなかった。
そんな中
令和2年8月2日に担当したさくらFM【街なかホットレポート】〈生中継〉
レポート先がこの新幹線公園だったのだ。
中継がはじまり、スタジオささきみほさんからの呼びかけでの私の第一声は、、
【新幹線をまたぎましたー】
新神戸~新大阪間に位置する、長さ16キロのトンネル【六甲トンネル】の東側入り口の真上にある。
ちなみにトンネル西側入り口は新神戸駅。
こどもの頃から新神戸駅=トンネルのイメージがあって然り
新神戸駅発車後(上り)およそ6分後にこのトンネルから顔を出す。
下り列車はご覧のとおりジワジワと顔を近づけてくる。
とにかく一般市民の私が真上から新幹線を観ることができるのはここだけではないだろうか。
貴重な場所。
当日も朝早くから親子連れや新幹線好きの男性が来て写真を撮っていた。
特に遊具などはない。
桜の木がアーチのように公園を包み込んでくれている。桜の季節はまた格別だろう。
忘れてはならない事がある。
山陽新幹線開通工事、六甲トンネル掘削工事にあたり54名が殉職された。
その54名の方々の慰霊碑がある公園だということ。線路側には名前も刻まれている。
人と人をつなぐ便利な交通網。わたしたちにたくさんの時間を与えてくれる新幹線。
礎となったのはたくさんの命。
新幹線の走行を見守ってくれているように見えた。
公園に行ったら、まずは慰霊碑に感謝の挨拶をしてから新幹線の往来を真上から楽しみたい。
そしてこのような歴史とともに、新幹線記念公園の存在をもっともっと知ってもらいたい。
人が人であるために
〈お二方ともお顔写真掲載ご了承済〉
ゆれる思い…
『リクエスト…ゆれる思い』
A4サイズのノートに縦書きで書いてあった。
7月29(水)さんちかサテスタの館内DJ
『さんちかサテスタDJタイム』
60歳〜70歳ぐらいの男性が
ガラス越しにリクエストをくださった。
『ガラス越しのリクエストメッセージも大歓迎です!』
声を放た瞬間その男性は立ち止まり、しばらくして
徐にノートを取り出しペンを走らせ、スタジオのガラスにぴたりとくっつけて見せてくれた。
その後すぐ
笑顔で手を振って立ち去った。
次のDJタイムの一曲目にそのリクエスト曲
『揺れるおもい』をかけた。
『ガラス越しのリクエスト』はガラス越しのコミュニケーション。
ここ一、二年で促すようになったが、まだまだ定着はしていない。
ガラス越しの……を、気軽に行っていただけるよう私たちパーソナリティの工夫と努力はこれからも必要だ。
きっと今日のその男性は
リクエストしようかどうしようか…
ゆ・れ・る・思・い・だったにちがいない…